つじもんの独り言

2020-02-17 21:20:00

家族だからこそ難しい

認知症の方や

 

言葉を発する事が難しいタイプの失語症の方の

 

 

リハビリテーションをお手伝いする時、

 

 

その様子を見ているご家族から

 

 

一週間に1、2回しか会わないのに

 

 

なぜそんなにコミュニケーションが取れるの?

 

 

なぜ辻本さんの前ではしっかりした様子になるの?

 

 

なぜ色々と楽しそうに話すの?

 

 

なぜ何を言っているのかわかるの?

 

 

と聴かれる事が多いです。

 

 

「やっぱり専門の人だから」

 

と言われますが、

 

 

何か特別な事をしているわけではないです。

 

 

目の前にいる方に興味を持って、

 

 

色々と教えてもらいたい。

 

 

楽しい時間を過ごしたい。

 

 

という氣持ちで、

 

 

リハビリを手伝わせてもらっているだけ。

 

 

特別に専門的な知識や技術は必要ないですので、

 

 

ご家族に真似できそうな事から少しづつ始めて欲しいとは思いますが、

 

 

家族だからこそ難しいことも重々承知しています。

 

 

「昔はこんなんじゃなかったのに、、、」

 

 

「何回言ってもわかってくれない、、、」

 

 

「言ってる事がわからないし、言っても通じないから言わない。」

 

 

「もう諦めてる」

 

 

私の様に一週間に1、2回、長くて1時間しか一緒に過ごせないのなら、何とかなります。

 

 

でも家族は、多くの時間を一緒に過ごしますから。

 

 

ですから、

 

 

一緒に過ごす時間を少しでも、

 

 

氣楽に過ごせると良いですね♪

 

 

お互いに氣楽な関係を

 

 

無視やどうでも良いといった諦めの態度に慣れた事と混同されている方もおられますが、

 

 

そうではないと思います。

 

 

私はアドラー心理学を学んで実践するようになって、

 

 

少しづつ日常生活や仕事で、

 

 

私もあなたも氣楽な時間を共有でにるようになってきました。

 

 

まだまだ未熟で失敗の連続ですが、

 

 

これは人生を豊かにする稽古ですから、

 

 

失敗を繰り返しながら、

 

 

少しづつ、成長できれば嬉しいですね。

 

 

私もあなたも氣楽に過ごせるコツを焦らずにお伝えできればと思っています♪