つじもんの独り言
2022-10-05 12:47:00
【精麻に触れるとなぜ心地良いのか？ 〜人と大麻と電気の関係から〜】
私達の身の周りの「物」は全て
＋（プラス）とー（マイナス）の電気を持っています。
通常は＋とーの電気を同じ数だけ持っており、この状態を
釣り合いが取れたバランスの良い状態（＝電気的に中性な状態）といいます。
しかし、バランスの良い状態は、
異なる二つの物の衝突や摩擦などの
現象をきっかけに簡単に崩れてしまいます。
どのようなことが起こるのかと言うと
ーの電気を引っ張る力が強い物に
ーの電気が移動することで、
ーの電気を失った物は
＋の電気が多くなり、
ーの電気を引っ張った物は
ー電気が多くなり、
電気的にバランスの崩れた状態となります。
これが、これからの季節に
悩みの種の一つとなる
静電気を帯びた状態であり、
帯電した状態なのです。
因みに
ビリッ！と放電する体験は誰もがしたことがあるかと思いますが、
放電とは、ーの電気を勢い良く放出する現象で、
崩れた電気的なバランスを
一気に、一時的に中和する現象です。
物が＋かーかどちらに帯電しやすいのか電気的な性質を表すのが図の
「摩擦帯電列」です。
図に表示されている物質間の距離が離れているほど、
両者の衝突や摩擦などで大きな静電気が発生します。
人体と麻の関係に注目すると
距離が近く静電気が発生しにくいことがわかります。
木のぬくもりという言葉や
麻や絹や綿が肌触りの良い衣類として好まれる理由も頷けます。
また、
人体は＋に帯電しやすい性質を持っていますが、
麻に比べるとーに帯電しやすい位置にあります。
つまり、
手で麻（精麻）に触れて結び続けると
精麻から人にーの電気がゆっくりと移動し続けます。
瀧や川、森の中に行くと
ーイオンが！
とよく言いますが、同様の現象であると考えます。
＋に帯電しやすい人を
静電気を起こすことなく
電気的に中和した本来あるべき
バランスの良い状態にしてくれるので
精麻に触れ続けると心地良いのです。
電気的に中和した状態にあることが
なぜ重要なのかは、
次回以降に触れさせていただきますが、
この心地良さを日常とする術を
電気的に心身共に中和した状態になることができる
神戸、京都の会場でお伝えしています。
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